西川魯介を探しにとらのあな新宿店へ
1999年~2000年ごろ、ペンギンクラブとかのエッチな漫画雑誌をよく買っていて読んでいたら「なんてエッチな漫画なんだ!!」と度肝を抜かれました。
それが西川魯介さんの「ラブ装填☆電動ファイター(装填は「こめ」と読む)」で、ボクっ娘がショタにほっぺにキスされただけでイってしまう回でして。
紙面の他の作品はもっとアダルトで直接的な表現が多かったのですが、まさかほっぺにキスでイくなんて...と衝撃を受け、調べてみると西川さんはすでにフェチ系のディープでやや文学的な香りのする作品を発表しまくっているという、ややサブカル寄りの作家さんだと判明したのです。
こうしちゃいられない、単行本を入手してもっとエッチな表現を見なくては!という事で、掲載誌からして一般誌ではないし普通の本屋では売ってないと判断して大型書店をいくつか回ったのですが見当たらない。
当時エッチな本、ビデオなどを売ってる書店にもよく行ってたのでそちらを巡ってみても見当たらないという状況でして。
そうだとらのあなやまんだらけなら...!ということで新宿の西口にその存在だけは知っていたものの足を踏み入れた事のなかった店舗に向かったのです。当時もまだオタク文化に染まり切れてなかった者として結構どきどきして行った記憶があります。
狭苦しいスペースに所狭しと本棚とエッチな漫画ばかりがぎゅうぎゅうに詰まった場所にいかにもオタクな方々がひしめき合っているという、そういう空間で人と人の間をぬって探してようやく西川漫画を発見しました。
ついでに他の単行本(「屈折リーベ」、「SF/フェチ・スナッチャー」など)をゲット。
読んでみるとエッチでかわいい絵柄のみならず造詣の深さが面白い作家さんだと知り、その後も氏の作品を買い続ける事に。
ともあれエッチさのインパクトではやはり上述のボクっ娘(真琴ちゃん)がほっぺでイくシーンが最高のものだと分かりました。他にも結構エッチシーン多かったんですが...
ともあれボーイッシュキャラのエッチさに目覚めたのは西川漫画のせいです。
そして収穫としては「とらのあなとかには普段手に入らない本が手に入る」という経験で、その後もたまに覗くようになった次第です。