90年代を懐古するブログ

90年代オタク文化を中心に懐古。80、00年代も場合によって。

1987年あたりの週刊少年ジャンプを懐古する

1992年に中学に入る者にとって、前回の記事で書いた通りジャンプって毎週大切に読んでいた生活の一部だったわけですから今回からそのジャンプについて懐古してみたいと思うんですよね。

小学生以降の多感な時期で実体験したわけですからそれなりに歴史の生き証人的な意味合いが出るかと思っている次第です。

 

ジャンプ作品自体に初めて触れた記憶は自宅にあったドクタースランプの単行本で、同時期にドラゴンボールのTVアニメが開始されるというのをお隣の同級生の子と話し合って第一話をテレビで見た記憶があり、お隣の子が録画したからと言って第一話を二人でもう一度見直すという事をしました。

 

が、ジャンプ自体はまだ買ってなかったんですよね。ドラゴンボールは知っていたけど、もしかしたら単行本はジャンプを定期購読する前に買ってもらっていたのかもですが記憶が曖昧です。

 

ジャンプ自体を手にしたのは近所に住む子が読み終わったのを半額で買わないかと持ってきた事がきっかけでした。

この年のジャンプの表紙を色々見比べたのですが明確に覚えていたのは1987年のこの号です。

 

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いやー懐かしい。定価170円。

当時キン肉マンは確かテレビ見てて映画とかまで行ったりプラモデルを購入したりと記憶がありますが現行の掲載誌ではすでに終了してこの連載がやってて、何となくその現行のものに触れているっていう感覚が大人っぽく感じたものです。テレビだけで追っている他の子が幼く見えたというか。

 

バスタードが読み切りという事で、今考えるとこの作品も剣と魔法のファンタジー世界観でロードス島戦記やら秋葉文化への導入としてはちょっと癖があるものの繋がりがありますよね。

 

桂正和作品はプレゼントフロムLEMONでタイトルからして当時よく分からず興味が持てず、でも今見返すとエッチな衣装でいやらしいですね。

 

北斗の拳男塾はどうもぴんと来ず、おとぼけ茄子先生燃えるお兄さんついでにとんちんかん辺りが好きでした。

 

おとぼけ茄子先生はその後剣客渋井柿之介やらボンボン坂高校魔女っ娘ビビアンなど描いて当時からかわいい女の子描く人だったのでもっとパンチラぎりぎりのいやらしい女の子もっと描いてもらいたかったですね。

 

ついでにとんちんかんも、女キャラの身体の線が妙になまめかしくてもっとエッチなの描いてほしかったです。

 

あとジョジョ、あるいゴッドサイダーもグロテスクだったのでこわごわ見てましたがそういう陰湿で凄惨な表現に嗜好の影響受けたのも事実です。

特にゴッドサイダーは女性がとにかく肉感的で魅力的でしたし話のスケールや展開が独特で最高でした。

 

よく見ると聖闘士星矢もやっててアニメもゲームも好きでしたがこの現行のは確か結構終盤だかで話がよーわからんって感じであまり楽しめなかった印象。

 

にわのまこと先生のザモモタロウも面白いしムチムチしてるのでエッチ漫画描いてくれんかなと思ってたら後年描いてらっしゃったので夢が叶って本当に嬉しかったしセクシャルパッケージというタイトルの単行本は死ぬほど読みたかったので最終的に手に取った時はめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

この中でノーサイドという作品については一切記憶にないんですよね。興味なさすぎだったゆえだと思います。山下たろーくんもずっとやってたけど全然好きになれず読んでませんでした。

シティハンターも何かエッチな女の絵がないかなと目を通すだけで話とかは全然読んでなかったです。

 

同年の他のジャンプを改めて見てみますと色々こういうのやってたんだ~というのが目につきます。

この年の最初の号でジョジョが連載開始、犬の漫画の流れ星銀、きまぐれオレンジロード、空のキャンバス、ハイスクール!奇面組黒岩よしひろ先生の魔神竜バリオン

 

この辺りは何となくその存在は知っているもののちゃんと実体験できてなかった作品群ですね。黒岩よしひろ先生についてはもっと連載続けさせてあげてほしかったの一言に尽きますね。

 

これを小学2年生が読んでたと思うとなかなか大人っぽい内容を読んでいたんだなあと。コロコロも当時あってたまに読んでたけどなんかもう子ども向けだなあって思ってましたし。

いや確かリトルコップっていう子どもが刑事の劇画調の漫画でエロシーンが一回だけあった気が.....

 

ちょっと調べてみたいと思いますので今回はこの辺りで。