90年代を懐古するブログ

90年代オタク文化を中心に懐古。80、00年代も場合によって。

かたせ湘先生(エロ漫画家)について懐古する

1992年に中学入る者ってなんだかんだ「むっちりした女性の漫画キャラ」に心奪われがちだと思うんですよね。

過去の記事でもそういう旨の事を色々書きましたが、パッと思い浮かぶのはかぼちゃワインいけないルナ先生で両方とも豊満なキャラなんですよ。

黒岩よしひろ先生のキャラもそうだったし、普通にドラゴンボールとかでもむっちりした女性が多くてそれらをすんなり受け入れて育った私はそういうキャラが大好きに成長したわけなんですが。

 

で、エロ漫画でもどうしてもそういうキャラが登場すると良い作品だなあってなるわけでして、そうなると今回のテーマであるかたせ湘先生の描くキャラ達も「そうそうそういう事」ってなるのは当然じゃないですか。

 

やっぱり出会いはコンビニで買えるエロ漫画雑誌で、ペンギンクラブ以外にも似たようなのは買ってまして、かたせ先生はペンギンクラブじゃなかったよな...と今改めて検索してみるとレモンクラブでした。

ちょっと話が逸れますがこちらのサイト、年ごとに出た雑誌などが検索できてすごい。

1996年12月に発売のエロ漫画|成年コミックデータベース

ペンギンクラブ以外で、キャンディータイムとかコミックジャンボコミックドルフィンなんか懐かしい限りです。

 

んで、そういう雑誌でこの作家さん良いなってなってその後単行本を入手した次第です。

ちなみに当時「こんなキャラを描けるなんてかたせ先生は本当にすごい」とうなったのは「スイート・エンジェルズ (アクションコミックス)」という単行本の裏表紙の女性です。

 

かたせ先生のキャラって太ももが尋常じゃなく太いんですけどそこが良いんですよね。胸も大きいし顔もかわいいんだけどやっぱり太ももの太さがちょうど良い。私は外国人の恵体スタイル大好きなんですが、今でこそグラビアとかでも恵体スタイルって一般的に受け入れられてますが当時としてはデブの部類だしそれでもそのスタイルを描き通したかたせ先生からは並々ならぬこだわりが伝わってきてその熱さも好きなんですよね。

 

で、今回改めて検索かけてみると白虎丸先生同様ネットに情報が無い

画像検索すると単行本にサインしたものが見れますが割と雑だしそういうの一切興味ないんだろうなっていう。

名前もかたせ、湘、ってなると片瀬江ノ島の湘南って感じで恐らくそこらに由来があるだろうって分かりますし。

しかしながらそうやって誰にも媚びずにやりたい事やって生きていくの普通にかっこいい

あとロリキャラじゃなくて大人の女性キャラっていう所もそこで勝負するんだ...!って熱くなります。更に水着が多いって事で割りとグラビア要素あったなあっていう。

 

で、私がかたせ先生を知った時はもう絵柄も話の展開もこなれてて一体いつから活動されているのかと検索した所、どうやら1991年にはコットンクラブで作品発表されてました。

order.mandarake.co.jp

この表紙の作品はのちに単行本タイトルにもなった巫女ちゃんが行く (ル・コミックス) のはずで、当時はハイティーンキャラをメインで描いていたっぽいです。

 

既刊コミックから紐解くと1992年にもヤングチャンピオンにてPureしてるネ!を2巻出しておられたりしてました。

 

2000年あたりには漫画アクションピザッツ増刊でかたせ湘傑作集なる雑誌(?)も何冊か出てたみたいですし間違いなく一時代を築いてた事が伺えます。

 

STUDIO紅狼夢名義で同人誌もリリースされてたりもしたみたいですね。

んで2012年に出たコミック以降の足取りが掴めないという感じ。

 

ざっと画像検索してて思うのは黒髪ロングでメガネのお姉さんが多い点。

デビュー当初はハイティーンのお嬢様的なキャラも多いですが実際1993年の作品とか見てみるとすでにお姉さんキャラ描いていたので元からそういうキャラ描くお方だったんだなって。

 

いやー1993年って画像検索すると確かにこういう感じの時代あったなあって感じではるか昔である事が分かる訳ですが当時私も中学2年、まだコギャル的なものすら一般的にはなってなかった位だったはずで、何かボディコン?的な黒髪ロングのお姉さんみたいな需要は確かにあったのを薄っすら覚えてます。

 

というわけで個人的にかたせ先生の作品大好きだったのでこうして記事に出来て満足しきりです。